サステナビリティ環境への取り組み
環境に配慮した持続可能な製品製造
当グループでは限られた食料資源の有効活用や効率的な生産を実施しています。環境変化に依存しない、環境に負荷をかけない技術やノウハウを保有する当社だからこそできる製品製造により、環境負荷の低減や生物多様性の保全に取り組んでまいります。
取り組み事例
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株式会社雄北水産
原材料の有効活用により、ネギトロや中落ちを効率的に生産、販売
トロや赤身などサク取りした後に残るマグロの端材を、中落ちやネギトロに加工。食材の有効活用とともに、食材ロスの低減に努めています。
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株式会社ヤマニ野口水産
主力商品である鮭トバを製造した際に発生する端材を商品化し、食品ロスを低減
鮭トバを製造する際に発生する鮭皮を、廃棄せずに鮭皮チップスとして製品化。また、端材を加工した鮭スティックを製品化するなどして、食材の有効活用に取り組んでいます。
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株式会社森養魚場
稚魚の人工孵化、生育、出荷を可能にする完全養殖技術
独自の技術を活かして、鮎の完全繁殖を実現。気候変動や河川の水質汚染などの影響で天然鮎が減少する中、食料資源の安定供給へと貢献しています。
製造工程にて発生した産業廃棄物の再利用
限りある資源を活⽤した持続可能な社会を実現するため、産業廃棄物の有効活⽤を推進しています。プラスチックを固形燃料化するサーマルリサイクルを行うほか、製造⼯程にて発⽣した食品廃棄物は地域の畜産業者に飼料として提供。グループ各社のみならず、地域と連携した取り組みを推進し、地球環境保全へと貢献していきます。
省エネルギー設備の導入
いくつもの⼯場を稼働させる当グループにとって省エネルギーに向けた取り組みは、地球環境保全・持続可能な社会の実現のためには⽋かせません。照明のLED化や⾼効率ボイラーの導入、そして効率的なボイラー使用を行うための集中制御システムの活用など、省エネルギー設備を順次採⽤していくことで、環境負荷の低減に努めます。